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荷物搬入後のチェック

一通り荷物や家具を運び終えたら、忘れてはならないのが引越し業者の人と一緒に、紛失した荷物はないか、家具などに傷がついたり壊れたりしていないかをチェックすることです。

少しでも不審に感じ、気付いたことがあったら、業者の目の前で中身を開けて確認することが重要です。とにかく、業者がいるうちに荷をといてチェックすることが大切なポイントです。作業中に万が一変な音がしたら、「大丈夫ですか?」と言って状況を確認するようにしましょう。

紛失、破損に気づいた時は写真などの証拠を残すとともに、事故証明書を発行してもらいましょう。その場で納得できる説明を受けられなかった場合、業者の事故担当者に連絡します。業者に落ち度があるようであれば、同程度の価値のものと交換や弁償してもらうことも可能です。

あまりにも悪質な場合、消費生活センターや全日本トラック協会に相談してみましょう。

標準引越運送約款第二十二条では、「自己又は使用人その他運送のために使用した者が、荷物の荷造り、受取、引渡し、保管又は運送に関し注意を怠らなかったことを証明しない限り、荷物その他のものの滅失、き損又は遅延につき損害賠償の責任を負い、速やかに賠償します」と明記されています。

荷物に破損があった場合、防ぎようのない事情以外は、業者で賠償しなくてはならないことが、法律で定められているのですね。

ただし、賠償額は時価での評価なので、中古の破損にクレームをつけて新品を弁償してもらうことは不可能です。

また、引越し後に気付いたキズについては、標準引越運送約款第二十五条「荷物の一部の滅失又は損についての当店の責任は、荷物を引き渡した日から3ヶ月以内に通知を発しない限り消滅します」とあるように、引越し終了時から3ヶ月以内であれば、業者に弁償を申し出ることが可能です。

ただし、時が経つにつれて業者の過失を証明することが困難になるので、なるべく早めに荷物の整理を済ませるようにしましょう。

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