海外へ引越しする時の注意点
海外へ引越しする時に注意しておきたいことは、まず「どんな荷物を送れるか」という部分です。国内の引越しのようになんでもかんでも持っていけるわけではありません。
海外への引越しは立派な輸出であり、海外からの引越しは輸入になります。また、持って行けないものは引越し先では買えばいいとは言い切れない場合もあります。
送るものを判断する時ですが、半年や1年程度の滞在であれば、大荷物にしない方が得策だと言えます。引越し先の家の広さ、ベット、家具が備え付けてあるかどうかを調べておきましょう。また、電圧の違いによって使用できない電化製品もあるので、引越し先の国の電圧も事前にチェックしておきます。さらに、赤道直下の国への引越しは、コートやダウンなどの冬物は一切必要ありません。その国の気候条件も、持っていく荷物に大きく関係してきます。
また、航空便で送るものは出発直前まで使い、到着直後に使いたいものを送るときに利用しましょう。船便の場合、引越し先の国にもよりますが、基本的に時間がかかることを覚悟しておく必要があります。しばらく無くても生活に支障が出ないものを送るときに利用しましょう。
<送れるものと送れないもの>
海外の国々へ引越荷物を送ることは立派な輸出になります。輸出や輸入には禁止されているものがあるので、空港で持ち込めなかったなんてことが無いように、事前に確認しておきましょう。
○日本からの輸出禁止品
麻薬、文化財と認められた古美術品、ワラ製品、動物・植物(検疫が必要)
○海外での輸入禁止品
米国、オーストラリア ⇒ 肉類が混入されているインスタント食品
韓国 ⇒ カラオケ
マレーシア、シンガポール、タイ ⇒ 米穀
マレーシア ⇒ 通信機器を持ち込むときに輸入承認書が必要
これ以外にも国によって持ち込みが禁止されているものが多数あるようです。海外への引越し実績の多い業者に、よく確認しておきましょう。
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